2021年2月17日水曜日

令和2年度 北関東ブロックオンライン研修会報告

令和2年度の北関東ブロック活動として、オンライン研修会を開催しました。私ども自立援助ホーム職員は、発達障がいや虐待の影響等により生きづらさを抱えた若者たちと、どのように関わり支援すればよいのか、日々奮闘しています。今回の研修会は「関わりの難しい子どもへの対応 ~生活の中での子どもの理解と関わり方~」というテーマで行いました。感染症予防の観点からweb上での開催とし、Zoomにて研修を行いました。



日時:令和3年1月19日(火)13時30分から15時30分

場所:感染症予防の観点から、
web上(Zoom)で開催

内容:「関わりの難しい子どもへの対応について ~生活の中での子どもの理解と関わり方~」
プロのスイッチ,アセスメントのポイント3点,自傷行為への対応)

講師:中垣 真通(なかがき まさみち)先生  臨床心理士・公認心理師
   子どもの虹情報研修センター研修部長

     日本臨床心理士会 児童福祉委員会 副委員長
     「興奮しやすい子どもには愛着とトラウマの問題があるのかも ~教育・保育・福祉の現場での対応と理解のヒント」 遠見書房 2017 共著
  「性的虐待を受けた子どもの施設ケア ~児童福祉施設における生活・心理・医療支援~」八木修司・岡本正子 編著 明石書店 2017 分担執筆



19ホーム・31名の方が研修に参加しました。オンラインでの開催なので今まで参加が難しかったホームも出席しやすくなり、また複数人で参加できたりとオンライン研修の利点も感じられました。
内容的にも、
愛着形成が不十分な子ども達の接し方、ASDPTSDが疑われる子ども達がどういった視点を持ち、物事を感じ、生活をしているのかについて理解を深めることが大切だと改めて考えさせられた。」
「利用者に対しての言葉の伝え方などたくさん勉強させられる事がありました。
私にとって濃い時間となりました。
いくつか自分の中でこれは実践してみよう、参考になった、と思う点がいくつかありました。
といった感想も寄せられ、有意義な研修会が実施出来ました。
研修会終了後にもミニ情報交換会を行い、久々に他のホームの方々とお話をした気がしました。